【リテラシー】ニュースと広告記事の見分けがつかない学生多数 中学生では80%以上--米調査
学生は、例えばニュース記事とネイティブ広告(スポンサードコンテンツ)を区別することや、まず情報がどこから発信されたかを特定することが難しいという。スタンフォード大学の調査で明らかになった。中学生の80%以上が、「スポンサードコンテンツ」と記された広告をニュース記事だと思ったという。
「全般的に、インターネットの情報について判断する若者の能力は、一言でまとめると『暗い』と言える」と、スタンフォード大学教育学大学院(Stanford Graduate School of Education)の研究者らは記している。
この調査では、学生らがインターネットの情報をどのようにして評価するかを調べるために「市民オンライン推論能力」を試験した。信頼できる情報源と信頼すべきでない情報源の見分け方を学生に教える方法について明らかにすることも、研究者らの狙いだった。米国の12の州の中学生、高校生、大学生を対象に調査を実施し、2015年1月~2016年6月までに7804件の回答が得られた。
「若者はソーシャルメディアに精通しているので、そこから得る情報についても同様によく分かっていると多くの人々が考えている」と報告書の筆頭著者であるSam Wineburg教授は述べた。「われわれの調査では、その逆が正しいことが示されている」(Wineburg氏)。
(以下略/全文は下記ソースで)
ニュース記事とネイティブ広告の区別がつかない学生が多数?--スタンフォード大調査 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/marketers/news/35092785/